新規公開株(IPO)とは未上場の企業が証券取引所に上場することをいいます。株式上場することは不特定多数の投資家に株を買ってもらえる機会ができることで資金調達を得ることができます。
企業が上場するために必要な準備を行わなければいけません。上場までの準備のサポートをするのが証券会社です。一般的に証券会社は複数からなり、中心的役割をする証券会社が主幹事証券会社です。
主幹事証券会社は上場しようとする企業が選びます。上場に関して、多くの実績のある大手証券会社を選ぶ企業が多いですが、地域密着型の企業や投資家の注目度が薄い企業では、大手証券会社より中小の証券会社やネット証券会社を選ぶ傾向があります。
主幹事証券会社は上場のためのコンサルティング業務、審査、証券取引所との対応、上場後のフォローなどを行います。主幹事証券会社以外の引受証券会社も同様に行いますが、主幹事証券会社を通して行うのが一般的です。
投資家は株式公開日前に新規公開株(IPO)を公募価格で購入できます。新規公開株(IPO)の公募価格は初値より低い価格に設定しているため、人気が高く抽選になります。ごく稀に初値の方が安くなる公募割れがおきますが、公募価格は低くするように設定しているため、人気株になると初値が公募価格の2倍や3倍になるケースもあります。主幹事証券会社はその他の引受証券会社より新規公開株(IPO)の配分が多いので、抽選で選ばれる確率が高くなります。最近では、一人一口の完全な抽選にしたり、抽選で外れたらポイントがもらえ、ポイントが増えれば当選確率が高くなるような対応をとる証券会社が増え、少額の投資家でも当選する可能性が高くなっています。