IPOとは新たに証券市場に上場する銘柄(新規公開株)のことで、最初に市場で株を売り出す際には1株あたりの値があらかじめ決まっている株式のことです。
一般的にIPOは購入者が決定して取引が開始されると売り出し価格の数倍(3~5倍かそれ以上)の株価に跳ね上がる場合がほとんどなので、もしも売り出し価格でIPOを購入できればローリスクハイリターンが得られる可能性があります。
このためIPOは非常に人気が高く、大抵の場合は売却される株式が投資家の購入希望数を上回り、抽選で購入者が決められることになっています。
給与所得者(サラリーマン)が株取引で利益が得られても、利益が年間20万円未満であれば雑所得として確定申告の必要がありませんが、もしも20万円を超える利益が出たら税務署に申告しなければなりません。
何か仕事を持っている人が本業とは別に副業や趣味で株取引を行っている分には年間20万円以上の利益が出ることは滅多に起こらないかもしれませんが、もしもIPOを購入できて株価が3倍とか5倍に跳ね上がったとしたら、簡単に利益が20万円を超えてしまう可能性があり、税金の申告義務が発生してしまいます。
ところが、このIPOの購入で小額の投資金で大きな利益が出る株取引でも、税金を一円も払わずに済む裏技があるのです。
それはIPOにNISA口座を利用することです。
NISA(小額非課税制度)口座を利用すればどんなに利益が出たとしても、投資した金額が一定以下であれば一切税金がかかりません。
IPOにNISA口座を利用するためには、いつでも新規公開株を購入してもいいように、あらかじめ受け皿となるNISA口座を開設しておく必要があります。
そして2016年から非課税枠が120万円に増額されるので、今後さらにIPOにNISA口座を利用したローリスクハイリターンのチャンスが拡がることになります。