IPOとはInitial Public Offeringの略で、日本語では新規公開株や新規上場株式と呼ばれています。
実際のIPOとは未上場企業が市場から直接資金を調達することや知名度を向上させて社会的信用を高めることを図って、新たに証券市場に上場して投資家に株式を取得させることです。証券市場に上場することで株が投資家に売り出され、誰でも株取引ができるようになります。この上場の前に株式の一部が抽選で事前で購入可能で、これが投資家にとってIPO株式が魅力的な商品になる理由になっています。
IPOは取得に際して手数料がかからず、公募価格は割安に設定されている場合が多いです。それに対して上場後にほとんどの株価が大きく上昇しており、銘柄によっては上場後数カ月の間に株式分割を行う企業が多いこと、新興企業が多く、今後の業務急拡大が期待できることなども魅力的な点です。
一方で、IPOは上場後に株価がぶれやすいこと、株価が落ち着くまで数カ月かかること、新興企業など規模が小さい会社が多く、バリエーションが把握しにくいことなどのデメリットもあります。リスクを避けてIPOを利用して儲ける常套手段としては公募で手に入れたIPO銘柄を初値で売却するというものもあり、いわばIPOとは無料で入手できる宝くじともいえます。
IPOの買い方は、まずIPOの配分がある証券会社に証券口座を作り、上場する企業の情報やIPOのスケジュールを確認し、抽選に申し込んで結果を待つ、という簡単なものです。IPOはほとんどが値上がりするため、投資家の中では大変な人気になっており当選する確率も高くはありませんが、当選すればほぼ儲けは確実と言っても過言ではないでしょう。